2025年9月20日(土)、京都・梅小路エリアに新感覚の体験型レストラン「フューチャートレイン・キョウト・ダイナー・アンド・カフェ(FUTURE TRAIN KYOTO DINER & CAFE)」がグランドオープンする。舞台となるのは、かつて京都と北陸を結んで走った特急「サンダーバード」681系の廃車両。紅梅色に再塗装された実物の列車が、食・アート・物語を融合させた“未来行きのレストラン”として生まれ変わった。

店舗入口を“改札”に見立て、足を踏み入れると広がるのは未来へ誘う不思議なホーム。約90mにわたる高架空間には1〜3号車が並び、それぞれ異なる体験を提供する。

1号車「フューチャーバード(FUTURE BIRD)」は、実際の先頭車両を利用した没入型の体験エリア。運転席や計器類を間近で眺められるだけでなく、アートや映像、光と音が交錯する幻想的な空間として再構築されている。

2号車は“食堂車”をイメージしたメインダイニング。レトロフューチャーなインテリアの中で、オリジナルのコース料理やドリンクを楽しめる。3号車はよりカジュアルな空間で、バーカウンターやボックス席、さらに高架上の“ホーム席”が広がり、友人や家族、恋人と気軽に訪れやすい雰囲気だ。ホーム席からは京都タワーや五重塔を望むことができ、列車の外に広がる景観も料理とともに楽しめる。

メニューは完全予約制のコースと、気軽に選べるアラカルトが用意されている。特に「フューチャーイマジネーションコース」は、1号車での20分間の没入型体験と全7品のフルコースがセットになった特別なプラン。他にもディナーコースやパーティープラン、春から秋にかけてのテラスプランなど、シーンに合わせた選択が可能だ。

料理は「KYOTOダイナー」をテーマに、京都の食材を取り入れつつも遊び心あふれる仕上がり。梅の花を模したバンズで小倉牛すき焼きを挟んだ「豪華絢爛バーガー -梅未来-」や、3段重の木箱に彩り豊かな小鉢を詰め合わせた「フューチャー駅弁BOX」、そして高さ30cmを超える「KAWAII五重塔パフェ」など、目にも楽しいメニューが揃う。子供向けの電車型ランチボックスや、京都らしい“おばんざい”をアレンジしたアラカルトも充実している。

さらに、ふわふわ食感の「バーディ・バディのパンケーキ」や、鮮やかな和風シェイク、列車をイメージしたシグネチャーカクテルなど、スイーツやドリンクも豊富。ノンアルコールメニューも用意されており、幅広い世代が安心して楽しめる。

この空間をプロデュースしたのは、“カワイイ文化”の第一人者・増田セバスチャン氏。彼のアートワークにより、レストラン全体がまるでファンタジーの世界に入り込んだかのような仕上がりとなっている。

京都駅からもアクセスしやすい梅小路エリアに誕生する「フューチャートレイン」は、食事を超えた新しい観光スポットとして注目を集めるに違いない。

【詳細】
「フューチャートレイン・キョウト・ダイナー・アンド・カフェ」
先行オープン日:2025年8月20日(水) ※2号車・3号車 レストランエリア
グランドオープン:2025年9月20日(土)
所在地:京都府京都市下京区観喜寺町3-7 梅小路ハイライン/梅小路京都西駅直結
アクセス:JR京都駅から1駅(徒歩約20分)
席数:全88席
営業時間:[平日] 11:00~16:00、17:00~23:00/[土日祝] 11:00~23:00
入場料:700円(中学生未満300円、未就学児無料)
予約方法:公式HPより受付予定

<メニュー例>
・豪華絢爛バーガー -梅未来- (ポテト付き) 3,000円
・フューチャー駅弁BOX (スープ・お茶付き) 2,800円
・バーディ・バディのパンケーキ 2,200円
・KAWAII五重塔パフェ 2,600円