日本の工芸を現代の暮らしに取り入れる生活雑貨ブランド、中川政七商店(Nakagawa Masashichi Shoten)が、2025年9月12日(金)、東京・ニュウマン高輪に新たな旗艦店をオープンする。渋谷店(2019年)、奈良本店(2021年)、福岡天神店(2025年)に続き、今回で4店舗目となる旗艦店だ。

約2,300種の衣食住アイテムを展開
「中川政七商店 ニュウマン高輪店」では、衣・食・住にまつわる生活雑貨を常時約2,300種揃える。店の中央には「関東のものづくり展」と題した常設コーナーを設け、関東エリアのクラフトドリンクや食品を紹介。米・米麹・水のみで醸す群馬の自然酒、栃木産ブドウと野生酵母を使ったワイン、銚子の干物や東京のニッキ飴など、約40種類の“関東生まれの美味しいもの”が一堂に集まる。

酒器や器のコーナーには、ビールの泡立ちを美しく際立たせる益子焼のタンブラーや、大谷石を活かした吸水性の高いコースターなど、9組の作り手による工芸品が並ぶ。いずれも日常を豊かに彩る工夫が込められている。

高輪限定デザインのグッズも登場
オープンを記念して、「いってきます」と「ただいま」をテーマにした限定アイテムも展開。フラットバッグ、かや織ふきん、こてぬぐいの3種で、イラストレーターumao(ウマオ)によるデザインを採用。江戸時代に“東京の玄関口”と呼ばれた高輪にちなみ、玄関先の情景と奈良の鹿を組み合わせたユーモラスなイラストが描かれている。

暮らしを学ぶワークショップも
新店舗では、四季折々の暮らしに寄り添うワークショップを定期的に開催予定。春には「鯉のぼり飾りづくり」、夏には「梅シロップづくり」、秋には「抹茶の自点て体験」、冬には新年を迎える「しめ飾りづくり」など、日本の伝統文化を体験できる機会を提供する。

工芸が息づく店舗デザイン
店内デザインのコンセプトは「東京の玄関口で出会う、日本の暮らし」。エントランスには江戸切子を用いたロゴ看板を設置し、益子焼の陶片を再利用した壁など、関東各地の9種の工芸技術を採り入れた空間が広がる。買い物を楽しむだけでなく、工芸と触れ合える場としても魅力的だ。

【詳細】
「中川政七商店 ニュウマン高輪店」
オープン日:2025年9月12日(金)
住所:東京都港区高輪2丁目21番1号 ニュウマン高輪 South 5階
営業時間:11:00~20:00
TEL:03-6721-6018

<限定アイテム>
・フラットバッグ いってきます/ただいま 各4,400円
・かや織ふきん いってきます/ただいま 各550円
・こてぬぐい いってきます/ただいま 各880円