大阪・関西万博フランス館で特別展示「自然美への賛歌」開催

240年以上の歴史を誇るフランスのハイジュエラー、ショーメ(CHAUMET)が「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」に登場する。期間は2025年9月1日(月)から10月13日(月・祝)まで。会場となるフランス館で特別展示「Chaumet, an Ode to Living Nature ― ショーメ、自然美への賛歌 ―」を開催し、来場者をメゾンの煌びやかな世界観へと誘う。


皇后ジョゼフィーヌに捧げる、自然主義のジュエリー

ショーメは、フランス発の自然主義ジュエラーとして、ナポレオン1世の皇后ジョゼフィーヌをミューズに歩んできた。彼女の名を冠した「ジョゼフィーヌ」コレクションや、ミツバチや六角形のハニカムをモチーフにした「ビー ドゥ ショーメ」など、自然の造形美をエレガントに昇華した名作を数多く世に送り出してきた。

今回の特別展示は、メゾンの原点である“自然”と“愛”を再解釈し、その世界観を没入型で体感できる貴重な機会となる。


フランス館が“愛”の舞台に

「大阪・関西万博」フランス館のテーマは“愛の讃歌”。ショーメはその核を担う存在として、多様な愛を表現する。自然への愛、職人技への愛、フランスという国への愛、さらには日本への愛。会場全体が眩い煌めきで彩られ、訪れる人々は五感で愛を感じ取ることができる。

特に象徴的なのが「ビー ドゥ ショーメ」コレクションのエンブレム。麦の穂、ミツバチ、ハニカムという自然の象徴をグラフィカルに表現し、展示空間の随所に散りばめている。来場者はそのエンブレムを探す“発見の旅”を通して、自然とのつながりを再認識できる仕掛けだ。


没入体験としてのジュエリー展示

従来のジュエリー展示とは異なり、ショーメが目指すのは体験型のエキシビション。光や造形、映像表現を組み合わせ、ブランドの歴史や哲学を来場者の心に響く形で伝える。

それは単なるラグジュアリーの体験ではなく、“自然美への賛歌”としての芸術体験。ブランドの歩みを超え、普遍的なテーマである“愛”を語りかける場となるだろう。


開催概要

  • タイトル:「Chaumet, an Ode to Living Nature ― ショーメ、自然美への賛歌 ―」

  • 会期:2025年9月1日(月)~10月13日(月・祝)

  • 会場:大阪・関西万博 フランス館

  • 時間:9:00~21:00
     ※9月1日(月)は14:00~21:00/9月2日(火)~3日(水)は9:00~15:00

問い合わせ先:ショーメ(TEL:03-5635-7057)


自然美と愛の物語を体感する

大阪・関西万博という国際舞台で、ショーメは「愛」と「自然」をテーマにした独自の物語を紡ぐ。煌めく空間の中で出会うミツバチのエンブレムは、単なる装飾を超えて、自然と人とのつながり、そして未来への希望を象徴している。

240年を超える歴史を持つメゾンの新たな表現を体感できるこの展示は、宝飾の枠を超えた“文化的体験”として記憶に残るはずだ。