メズム東京、オートグラフ コレクションは、墨田区立すみだ北斎美術館とのコラボレーション企画として、特別アフタヌーンティープログラム「冨嶽三十六景 後期」を開催する。期間は2025年9月1日(月)から11月30日(日)まで、会場は16階のバー&ラウンジ「ウィスク」だ。

「冨嶽三十六景 後期」では、日本を代表する浮世絵師・葛飾北斎の代表作に着想を得たスイーツやセイボリーを展開。6月から提供されていた前期に続き、後期では新たに「煎茶スコーン」や「パッションエピスゼリー」、「カダイフ キッシュ」などが登場し、より多彩で遊び心に富んだラインナップとなっている。

アペタイザーの目玉は「大福餅パルフェ」。北斎が生涯で唯一好んだと伝えられる甘味“大福”に着想を得て、マスカルポーネチーズと北海道産小豆あんを包み込んだ洋風大福として表現した。やさしい甘さと口どけが魅力の一品だ。さらに「グラニテ ミルク」は「礫川雪ノ且」にインスピレーションを受け、ミルクの白で新雪を、チェリーで雪景色に佇む人物を表現。軽やかな食感とドライキウイの酸味がアクセントになっている。もう一つの注目作「レアチーズコーン」は「甲州石班沢」の網をイメージし、繊細に編み込まれたワッフルコーンに爽やかなチーズクリームを絞り出した遊び心あふれるスイーツだ。

セイボリーには「駿州大野新田」をモチーフにした「カダイフ キッシュ」が登場。極細の小麦粉麺を茎のように見立てて香ばしく焼き上げ、ほうれん草やアスパラガスなど彩り豊かな野菜を詰め込んでいる。ドリンクでは、赤紫蘇をベースにアップルビネガーとジンジャーを加えた爽やかなモクテルが提供され、トップには富士山を思わせる塩とライムのフォームが浮かぶ。見た目も味わいもユニークで、季節を感じさせる一杯となっている。

伝統と現代的な感覚を融合させた「冨嶽三十六景 後期」アフタヌーンティーは、アートを味覚で体感する特別なひととき。浮世絵の美しさと美食の融合を楽しめるプランは、秋の東京でのひとときを彩る体験となるだろう。

【詳細】
特別アフタヌーンティープログラム「冨嶽三十六景 後期」
期間:2025年9月1日(月)~11月30日(日)
場所:メズム東京 16階 バー&ラウンジ「ウィスク」
住所:東京都港区海岸1-10-30 16階
時間:平日 14:00~/14:30~/15:00~/18:00~、土日祝 14:00~/14:30~/15:00~
価格:1人 7,000円 ※サービス料込

<メニュー例>
アペタイザー:大福餅パルフェ、お吸い物モクテル
スイーツ:グラニテ ミルク、レアチーズコーン、シガレットヘーゼルガナッシュ、タルトオピニヨン、ラミントン、ライチゼリー、クラビエデス サブレ、煎茶スコーン ほか
セイボリー:カダイフ キッシュ、フィナンシェオリーブ
モクテル:シソ&ジンジャーモクテル

【問い合わせ先】
メズム東京
電話:03-5777-1112