最近では新築物件にカードキーや指紋認証システムが導入されることもありますが、そうした環境に住んでいる人はまだ少数派。でも実は「SwitchBot スマートドアロックセット」を使えば、工事不要で後付けでき、自宅の玄関がApple Watchや指紋で開く“スマートホーム”に早変わりするんです。

今回はマンションに住む僕の家に導入した様子をレビューします!


スマートロックと指紋認証パッドがセットに

このセットには、スマホから鍵の開け閉めができる「スマートロック」と、指紋・パスコード・カードで解錠可能な「指紋認証パッド」が同梱。どちらも個別販売されていますが、2つ合わせて使うと利便性が段違いに上がります。

特に指紋認証パッドの認識精度はかなり高く、荷物で両手がふさがっていてもストレスなくサッと解錠。もはや金属の鍵を探す必要がなくなります。


設置は簡単。工事不要で対応ドアも多い

スマートロックは、付属の粘着テープでドアのサムターン部分に貼り付けるだけ。サムターンの形状に合うアダプターが3種類付属しており、さらに調整可能な台座つき。多くのドアに対応できます。

我が家は少し特殊な形状だったため、公式サイトでアダプターを追加購入しましたが、それ以外はスムーズに設置できました。

指紋認証パッドも同様に、粘着テープまたはネジ止めで玄関周りに設置可能。細身でシンプルなデザインなので、外観もスマートです。


アプリ操作でさらに便利に

スマートロックの施錠・解錠は、SwitchBotアプリやウィジェット、Apple Watch、音声アシスタント(Alexa、Google Home、Siri)に対応。SwitchBotハブを併用すれば、遠隔操作も可能で、家族の鍵忘れにもすぐ対応できます。

指紋認証パッドには最大90個までの指紋・パスコード・カード登録が可能。アプリで登録・削除も簡単にできるので、家族や来客への一時的なアクセス設定もスムーズです。


実際に使ってみて感じたこと

これまでカギを出して解錠していた時間が、指一本で済むようになったのは大きな変化。宅配ボックスを多用する共働き家庭の我が家では、導入のメリットを日々実感しています。

オートロック機能を有効にすれば、外出時の閉め忘れも防止できますし、アプリ上で鍵の履歴やバッテリー残量の確認も可能。残量が20%を切ると通知が届くのも安心ポイントです。

ただし注意点として、使用電池(CR123A×2本)は一般的な家庭に常備されていないため、予備の購入は必須。また、サムターン形状によっては別途アダプターが必要になることもあります。


まとめ:一度使ったら手放せない快適さ

SwitchBotのスマートドアロックセットは、「鍵を持たずに家を出たい」「荷物が多くても簡単に解錠したい」「家族と鍵を共有したい」といった現代の暮らしのニーズにしっかり応えてくれる製品でした。

スマートホームに興味があるけど何から始めたらいいか分からないという人にもおすすめのガジェット。玄関の“アナログ感”が気になっていた方は、ぜひ導入を検討してみてください!