iPhoneに電源アダプタが付属しなくなった今、充電器選びはユーザー自身の課題です。そんな中でおすすめしたいのが、Ankerの『511 Charger(Nano 3, 30W)』。超小型ながら、最大出力30W・プラグ折りたたみ式・USB-C PD対応という、まさに“かゆいところに手が届く”万能ミニ充電器です。
コンパクト&折りたたみ式で持ち運びやすい
この製品の最大の魅力は、プラグ折りたたみ式であること。30W出力の充電器でこの仕様は非常に珍しく、カバンやポーチにすっきり収納できます。
本体サイズは約36×29×29mm(プラグ部除く)、重さは約40g。Appleの5Wアダプタとほぼ同じサイズ感で、携帯性は抜群です。外出や旅行時はもちろん、職場用に常備しておくのもおすすめです。
iPhoneからMacBook Airまで急速充電OK
USB-Cポートを1つ搭載し、USB PDに対応。USB-C to Lightningケーブルを使えば、iPhoneを最大出力で急速充電可能です。
実際にMacBook Air(M2, 2022)を0%から充電してみたところ、出力は常時約26W前後を維持。1時間で57%、1時間半で82%まで回復し、フル充電には2時間半ほどかかりました。充電の後半は速度が落ちましたが、それはバッテリー保護のための仕様なので問題ありません。
このサイズでノートPCまで対応できるパワフルさは驚きです。
Apple純正より安価で高性能
Apple純正の30W USB-C充電器と比較すると、その違いは一目瞭然。サイズは約2分の1、重さも半分以下。しかも、価格はAnkerが3,490円(税込)、Appleが4,800円(税込)と1,000円以上の差があります。
純正品にこだわりがなければ、間違いなくAnker製のほうが賢い選択肢です。
欠点らしい欠点が見当たらない
強いて言えば、充電ケーブルが付属していないことが挙げられますが、これは多くのUSB充電器に共通する仕様。すでにUSB-C to LightningやUSB-Cケーブルを持っている方には特に問題にならないでしょう。
それ以外には、発熱や異音、出力の不安定さといった不具合も見られず、非常に安心して使える製品です。さすがAnkerといったところ。
どんな人におすすめか?
この充電器は、以下のような方にとって理想的な選択肢です。
iPhone・iPad・MacBook Airを1台の充電器でまかないたい人
持ち運びを重視する人(出張や旅行が多い人など)
1ポートで十分な人
なるべくコンパクトな充電器が欲しい人
USB-Cポートは1つなので、同時に複数の機器を充電したい場合は他モデルを検討する必要がありますが、1台用としては非常に完成度が高いです。
まとめ|小型・高出力・折りたたみの三拍子揃った名品
Anker 511 Charger(Nano 3, 30W)は、「小型」「高出力」「折りたたみ式」という三拍子を揃えた、まさに“買って損なし”の充電器です。
USB-Cデバイスの急速充電に対応しながら、手のひらサイズで持ち歩きも快適。自宅・職場・旅行用など、どんなシーンにもマッチします。Apple純正に比べて圧倒的にコスパも良く、迷ったらまず選んで間違いない一台です。
これから充電器を新調する予定の方、サブ充電器を探している方は、ぜひチェックしてみてください。