毎日使うiPhoneのバッテリー切れに備えて、軽量・コンパクトなモバイルバッテリーを探している人におすすめなのが、MATECH(マテック)の「MagOn Prime 5000」。最大15Wのワイヤレス急速充電に対応したQi2準拠モデルでありながら、スリムさと実用性を兼ね備えた注目の一台です。
コンパクトで持ち運びに最適
MagOn Prime 5000の魅力は、なんといってもその携帯性。サイズは約102 × 66 × 8.7mm、重量は115gと、名刺ケースのようなサイズ感。iPhone本体と重ねても厚みが気にならず、充電しながらでも手で持ちやすい点が特長です。
「スマホよりも薄い」「とにかく軽い」「ポケットにも余裕で収まる」。毎日バッグに忍ばせても邪魔にならないモバイルバッテリーを探しているなら、間違いなく候補に入るアイテムです。
最大15W対応のQi2ワイヤレス充電
本製品は、Appleが主導する最新のワイヤレス充電規格「Qi2(チーツー)」に対応。MagSafe互換のiPhone 12シリーズ以降(SE除く)なら、最大15Wの高速ワイヤレス充電が可能です。
実際にiPhone 16 Proを充電したところ、30分で21%から53%へとバッテリーが回復。これはApple純正MagSafe充電器とほぼ同等のスピード。ワイヤレス充電対応でこの性能なら、出先でも安心して使えます。
さらに、USB-C経由の有線充電にも対応。最大20W出力により、iPhoneを30分で約50%まで充電可能。モバイルバッテリー本体の充電も最大18W入力に対応し、短時間でリチャージできます。
「今どれくらい使える?」がひと目でわかるディスプレイ
MagOn Prime 5000には、1%単位でバッテリー残量を確認できるディスプレイを搭載。一般的なLEDランプによる4段階表示と違い、残りのパワーや充電可能時間がより明確に把握できます。
ワイヤレス充電中は自動で画面が点灯し、現在の残量と「あと何分充電できるか」を表示。本体充電中には完了までの目安時間も表示されるので、急ぎのときや外出前に役立ちます。
唯一、気になる点としては、ボタンを押してからディスプレイが点灯するまでややタイムラグがあること。起動時に「MATECH KYOTO」と表示される演出を挟むためですが、ここはもう少しシンプルにしてほしいところかもしれません。
必要十分な5000mAh。割り切りがむしろ心地いい
バッテリー容量は5000mAhと控えめ。iPhoneをフル充電できるかギリギリのラインではありますが、「軽さ」「薄さ」「携帯性」を優先するなら、このサイズ感はむしろベストバランス。頻繁にフル充電が必要な人や、大容量バッテリーを求める人にはやや物足りないかもしれませんが、「予備バッテリー」として持ち歩く用途にはピッタリです。
また、Qi2は従来のQiとの互換性もあるため、AirPodsなどのワイヤレス充電対応デバイスにも使える点も嬉しいポイントです。
価格と機能のバランスが絶妙
2025年6月時点での販売価格は6,990円(税込)。同等スペックのQi2対応モバイルバッテリーと比べても、ディスプレイ付き・軽量・薄型というスペックを考慮すれば十分にコスパ良好。
同社からはディスプレイ非搭載の「Ultra Blade 5000」も展開されていますが、わずかな価格差でバッテリー残量表示機能が加わることを考えると、MagOn Prime 5000を選ぶメリットは大きいでしょう。
まとめ:小さくても頼れる“毎日使いたくなる”モバイルバッテリー
MATECH MagOn Prime 5000は、Qi2による高速ワイヤレス充電、スリムなボディ、そして使いやすさを追求したディスプレイ表示機能を兼ね備えたバランスの良いモバイルバッテリーです。
「毎日持ち歩ける軽さ」「必要十分な容量」「使いやすさを高めるディスプレイ」──この三拍子が揃った本製品は、今、Qi2対応iPhoneユーザーにとって最も“ちょうどいい”選択肢のひとつ。
5000mAhクラスのモバイルバッテリーを探しているなら、ぜひ一度チェックしてみてください。