ノートPCを長時間使っていると、つい姿勢が悪くなりがち。かといってデスクトップPCを置くほどスペースがあるわけでもなく、ダイニングテーブルやリビングの一角では、作業環境に限界があります。そこで活躍するのが「ノートPCスタンド」。中でもAlmozの製品は、価格と機能性のバランスが取れた優秀な選択肢です。
今回は、Amazonで約3,780円と手頃に購入できる「Almoz ノートパソコンスタンド」を実際に使って感じたメリット・デメリットを紹介します。
なぜAlmozを選んだか?
ノートPCスタンドといえば「Boyata」が定番ブランド。YouTubeなどでもよく見かける人気商品ですが、四角い台座のデザインが気になり、他と被りにくいアイテムを探していたところ、Amazonで見つけたのがAlmozでした。
このスタンドの特徴は、丸型の台座と高さ・角度の自由な調整機構。質感もアルミ削り出しで高級感があり、ガジェット好きの心をくすぐります。
Almozスタンドの良かった点
① どの向きでも使いやすい
丸型の台座は、デスクの角に置いても違和感がありません。四角いスタンドだと向きが制限されがちですが、Almozはどの角度でも自然に設置でき、見た目のスッキリ感があります。台座自体もコンパクトで、必要以上に場所を取りません。
② 見た目が“おシャンティ”
アルミ削り出しの本体は、見た目も質感も◎。安っぽさがなく、他のアルミ製ガジェット(キーボードやマウス)との相性も抜群。シルバー一色の展開ですが、どんなインテリアにも馴染みやすい中性的なデザインです。
③ しっかり固定される
関節部分の硬さが絶妙で、片手では動かせないくらいしっかりしています。そのため、一度好みの角度に調整すれば、時間が経っても下がることはなく、多少ぶつかっても安定を保ちます。タブレットもほぼ垂直に保持できるほどの固定力です。
残念だった点
① 重くて持ち運びに不向き
Almozのスタンドは約679gとそこそこ重く、携帯用としてはやや不向き。外出先に持ち出すには荷物になるので、基本的には据え置き使用が前提です。
② 傷に注意が必要
アルミ素材ゆえ、カバンに他の機器と一緒に入れると、キーボードやマウスが傷ついてしまう可能性があります。持ち運ぶならケースに入れるなど、保護対策が必須です。
③ スタンド下のスペースが活用しづらい
モニターアームのように下部が開いているわけではないため、スタンドの下に小物を置いたり収納するスペースは確保できません。「目線を上げる」役割は果たしても、デスクの有効活用という点ではやや不満が残ります。
総評:Boyataに飽きた人にこそおすすめ
結論として、AlmozのノートPCスタンドはデザイン性・安定性・価格のバランスが取れた良コスパ製品。特に、他の人と被りたくない・丸型台座が欲しい・安定感重視という方にはぴったりです。
ただし、頻繁に持ち運ぶ人やデスク下スペースを有効活用したい人には、軽量タイプやモニターアームの方が向いているかもしれません。
現在は自宅のリビングスペースで、外部モニターをつなげたMacBook用のスタンドとして活躍中。使用頻度はそれほど多くないものの、ちょっとした作業や在宅ワークには十分な性能を発揮してくれています。