北海道札幌市内を舞台に、冬の風物詩「2025さっぽろホワイトイルミネーション」が2025年11月21日(金)よりスタートする。今回で第45回を迎える同イベントは、街を鮮やかに彩る幻想的な光の演出で、札幌の冬の夜を華やかに照らし出す。
メインとなる大通会場では、クリスマスの12月25日(木)までの期間、大通西1丁目から5丁目までの各エリアに異なるイルミネーションを展開。例年、クリスマスツリーや光のトンネル、花をかたどったオブジェなどが登場し、訪れる人々を魅了してきた。特に札幌市のシンボルであるライラックをモチーフにしたオブジェや雪の結晶をかたどった光の演出は、写真映えスポットとしても人気を集める。
また、JR札幌駅からすすきのまで約1.5km続く駅前通りもイルミネーションで彩られる。中央分離帯の並木に約22万個ものLEDが施され、冬の街並みを光で包み込む。南1条通エリアでは街路樹に約7万個のLEDが輝き、南北に続く歩道が明るく照らされることで、心躍るような散策が楽しめる。
さらに、札幌の観光名所・道庁赤れんが庁舎前のイチョウ並木や、「アカプラ」と呼ばれる札幌市北3条広場でもイルミネーションが展開。歴史的建築物を背景にした光景は、札幌ならではの冬の景色として一見の価値がある。

札幌駅南口の駅前広場には「光の花」が登場。輝くアーチ状のイルミネーションとともに空間全体を包み込み、音と光を組み合わせた演出プログラムも予定されている。イルミネーションの美しさとともに、動きのある光のショーを体験できるのが魅力だ。
加えて、大通公園では「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」を同時開催。木の小屋が立ち並び、本場ドイツのグルメやクリスマス雑貨が並ぶマーケットは、イルミネーションと合わせて楽しみたいスポット。寒さの中で味わう温かな料理や甘いスイーツは、冬の札幌ならではの特別な体験となる。
冬の札幌を鮮やかに彩る「さっぽろホワイトイルミネーション」。街全体が光に包まれる幻想的な風景は、訪れる人々に忘れられない冬の思い出を届けてくれるだろう。

【詳細】
2025さっぽろホワイトイルミネーション(第45回)
場所:北海道札幌市 5会場
■大通会場
期間:2025年11月21日(金)~12月25日(木)
場所:大通公園(大通西1丁目~5丁目)
■駅前通会場
期間:2025年11月21日(金)~2026年2月11日(水・祝)
場所:札幌駅前通中央分離帯(北4条~南4条)
■南一条通会場
期間:2025年11月21日(金)~2026年3月14日(土)
場所:南1条通(南1条西1丁目~3丁目)
■札幌市北3条広場(アカプラ)会場
期間:2025年11月21日(金)~2026年3月14日(土)
場所:アカプラ(北2条西4丁目及び北3条西4丁目)
■札幌駅南口駅前広場会場
期間:2025年11月21日(金)~2026年3月14日(土)
場所:札幌駅南口駅前広場(北5条西3丁目)