スタジオツアー東京のクリスマス「ホグワーツ・イン・ザ・スノー」― 大広間に浮かぶ400本のキャンドル＆雪景色のホグワーツ城

東京・練馬区の「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ ハリー・ポッター」にて、クリスマス限定イベント「ホグワーツ・イン・ザ・スノー」が2025年11月8日(土)から2026年1月12日(月・祝)まで開催される。ロンドンでも人気を博すこのイベントは、ハリー・ポッターの世界に登場するホグワーツでのクリスマスを再現したもので、日本では2024年に続く2度目の開催となる。

施設全体がクリスマス仕様に彩られる中、特に圧巻なのは大広間の演出だ。高さ5メートルを超えるクリスマスツリーにはリボンやオーナメントが煌めき、ダイニングテーブルには七面鳥やケーキといったご馳走、さらに山のように積まれたプレゼントが並ぶ。そして新たに登場するのが、天井から宙に浮かぶ約400本のキャンドル。炎の揺らぎをライトで表現し、幻想的な光景を描き出す。これは映画『ハリー・ポッターと賢者の石』でハリーが初めて大広間に足を踏み入れたシーンを彷彿とさせる演出だ。撮影当時は実際に炎を灯したキャンドルが使用されていたが、安全面から以降は視覚効果で表現されたという裏話も興味深い。

また、グリフィンドールの談話室や男子寮もクリスマス仕様に変身。ツリーやカード、リボンの装飾が施され、ハリーや仲間たちが過ごした温かな雰囲気をそのまま体感できる。さらに、雪景色に包まれたホグワーツ城の模型も必見。昨年好評だった展示に加え、今回はプロジェクションマッピングを用いてしんしんと雪が降り続く様子を再現し、まるで映画の世界に入り込んだかのような体験を楽しめる。