メゾン マルジェラ2025年秋冬新作、“グレーの5AC”やキルティング仕様のミニトートバッグ

メゾン マルジェラ(Maison Margiela)から、2025年秋冬コレクションの新作ウィメンズバッグが登場。発売はメンズ店舗を除く全国のメゾン マルジェラ直営店で行われる。ブランドを象徴するアイコンバッグの新色や、キルティングを取り入れた新デザインが加わり、日常から特別なシーンまで幅広く活躍するラインナップとなっている。

まず注目したいのは、マルジェラの代表作「5AC」の新色。内側のライニングを外へ引き出したような特徴的なデザインはそのままに、落ち着いたグレーのシボ革を採用。シンプルで洗練された色合いが、どんなスタイリングにも馴染みやすい。付属のショルダーストラップを使えば、ハンドバッグとしてもショルダーバッグとしても使用可能で、オン・オフを問わず幅広いシーンに対応する。

さらに、ブランドのもう一つの人気シリーズ「グラム スラム」からは、コンパクトなサイズ感が魅力のミニトートバッグが登場。フランス・マルセイユ発祥の伝統的な手縫いキルト「マトラッセ」に着想を得ており、ボタン留めのディテールを取り入れながら、モダンにアレンジされたデザインとなっている。柔らかなパッド入りキルティングが上品さと遊び心を兼ね備え、デイリーにも特別な装いにも合わせやすい仕上がりだ。

カラーバリエーションはブラック、グレー、ダークブルー、ピンクの4色。いずれのモデルにも取り外し可能なチェーンストラップが付属し、ハンドバッグ、ショルダーバッグ、クロスボディバッグと多様なスタイルで楽しめる。アクセントとしてカラーを選んだり、ベーシックな色でコーディネートを引き締めたりと、シーンに応じた使い分けが可能だ。

メゾン マルジェラならではのコンセプチュアルなデザインと実用性が融合した今回の新作バッグ。洗練された佇まいを備えながら、ファッションに遊び心を取り入れたい人にとって、この秋冬の必須アイテムとなりそうだ。