ジバンシィ2025年秋冬、“ラベル付きスクエアトゥ”バレエシューズ登場―光沢パテントやメタリック仕様も

ジバンシィ(Givenchy)が2025年秋冬ウィメンズコレクションに向けて発表した新作シューズ「スライスドスクエアバレリーナ」が登場。クラシックなバレエシューズをベースに、ブランドらしいモダンな感性を落とし込んだ注目のフラットシューズだ。

「スライスドスクエアバレリーナ」の最大の特徴は、その名の通りスクエアトゥのフォルム。つま先部分をシャープに“スライス”したようなカッティングにより、ミニマルでありながら力強い印象を放つシルエットを実現している。今季コレクションで展開された「1950年代のクチュールドレスをスライスし再構築する」というアプローチをシューズにも応用。エレガンスとモードを融合させた1足に仕上がっている。

アッパーには、バレエシューズの柔らかさを保ちながら存在感を際立たせる幅広のバンドを配置。このデザインは、当時のカクテルドレスに用いられたウエストベルトをイメージしており、女性らしいシルエットを想起させる仕掛けとなっている。さらに、甲部分には“GIVENCHY PARIS”のロゴを刻印したレザーラベルを大胆に配し、ブランドのアイデンティティを強調。シンプルな構造の中に、ラグジュアリーなアクセントを効かせている。