シャネル(CHANEL)を語るうえで欠かせないモチーフのひとつが“カメリアの花”。創業者ココ・シャネルがこよなく愛したこの花は、清らかさと強さを兼ね備えた象徴として、メゾンの歴史とともに歩んできた。2025年9月1日(月)、この永遠のモチーフを主役にしたファイン ジュエリー「カメリア コレクション」に新作が登場する。


芸術品のように咲く“カメリア”

「カメリア コレクション」に咲く花々は、外側に5枚、内側に4枚の花びらを重ね、中央にダイヤモンドをあしらったエレガントなフォルム。ホワイトゴールドやイエローゴールド、ピンクゴールドといった異なる地金を用いることで、ひとつひとつの花に個性と表情が宿る。丸みを帯びた曲線は優雅でありながら、力強い存在感を放ち、まるでジュエリーという名の花が手首や首元で生き生きと咲き誇るかのようだ。


重ね付けで広がるカメリアの世界

今回の新作の中でも注目したいのが、華奢なチェーンに小ぶりのカメリアをあしらったブレスレット。イエローゴールドやピンクゴールドにダイヤモンドを合わせたデザインは、ひとつでも十分に華やかだが、複数を重ね付けすることで一層ラグジュアリーな輝きを放つ。さらに「ココ クラッシュ」や「コレクション N°5」といった他シリーズのブレスレットとミックスすれば、自分らしいストーリー性のあるスタイリングが完成する。


繊細に咲くチョーカー

新作チョーカーは、2本の細やかなチェーンの間にカメリアの花が整然と並ぶデザイン。まるでレースのように軽やかで、首元に柔らかく寄り添うその姿は、ジュエリーでありながらドレスのディテールを思わせる。ダイヤモンドを添えた花々は、肌に浮かび上がるようにきらめき、身につける人に気品と可憐さを同時に与えてくれる。


アーカイブに着想を得たカフブレスレット

もうひとつの見逃せない新作が、1990年代のオートクチュールからインスピレーションを得たカフ調のブレスレットだ。大ぶりなオープンワークのカメリアを中心に、小さな花々をチェーンで連ねることで、ひとつの大輪を取り巻く庭園のような造形を生み出している。ホワイトゴールドとダイヤモンドが織りなす煌めきは、まさにアートピースと呼ぶにふさわしい。


宙に浮かぶようなリング

さらに、花が宙に舞っているかのようなデザインのリングも登場。丸みを帯びた幾何学的なフォルムが独創的で、中央に0.70カラットのダイヤモンドを贅沢にセッティング。指先に添えるだけで、圧倒的な存在感を放ちながらもどこか詩的な雰囲気を漂わせる。


価格と展開

「カメリア コレクション」の新作は2025年9月1日(月)より発売。展開アイテムは以下の通り。

  • ブレスレット(イエローゴールド×ダイヤモンド) 473,000円

  • ブレスレット(ピンクゴールド×ダイヤモンド) 473,000円

  • チョーカー(イエローゴールド×ダイヤモンド) 4,070,000円

  • チョーカー(ピンクゴールド×ダイヤモンド) 4,070,000円

  • ブレスレット(ホワイトゴールド×ダイヤモンド) 7,502,000円

  • リング(イエローゴールド×ダイヤモンド) 6,358,000円


カメリアが映す、現代女性の肖像

シャネルが描く“カメリアの花”は、ただのジュエリーモチーフではない。可憐でありながら凛とした強さを持つその花は、現代を生きる女性たちの姿を重ね合わせるようでもある。ひとつで主役になる存在感、そして重ね付けによって生まれる無限の表情――「カメリア コレクション」は、身にまとう人の個性を引き立て、日常をラグジュアリーな物語へと変えてくれる。