アイムメン、伝統技法×モダンシルエットの秋冬新作メンズウェア

アイムメン(IM MEN)が、2025-26年秋冬コレクションの新作メンズウェアを発表。9月1日(月)より発売され、阪急メンズ大阪では9月3日(水)から9日(火)まで期間限定イベントを開催。アイテムの販売とともに、特設展示で制作過程も体感できます。

伝統技法が生きる「サキオリ」と「ろうけつ染め」

新作コレクションの目玉は、古布を細く裂いて再び織り直す伝統技法「裂織(さきおり)」を用いたベスト。1点ごとに異なる表情が生まれるランダムな織り目とフリンジが、温もりと独自性を感じさせます。阪急メンズ大阪のイベントでは、限定カラーのベストも販売される予定です。

さらに、蝋を使って布に模様を描き染める「ろうけつ染め」を応用したシャツも登場。蝋の厚みによって色の濃淡が生まれ、職人の手仕事による偶発的な絵柄が1枚1枚のシャツに独自の表情をもたらします。クラフトマンシップを感じながら、日常に取り入れやすいデザインが魅力です。

アイムメンの特徴でもある「一枚の布」をベースに形作られたコクーンシルエットのコートは、ゆったりと身体を包み込むようなフォルムが魅力。しっかりとした肉厚の生地ながら軽やかでしなやか、襟をフードとして使用したり、前端ループやタブの使い方を変えることで異なる印象を楽しめます。

また、大きな雨よけが優雅なドレープを描くブルゾン「ライトコットン」も注目。オーガニックコットンを使用し製品染めを施すことで、自然なハリ感と洗いざらしのようなナチュラルな風合いを表現。雨よけとしての機能だけでなく、通気性やベンチレーションとしても活躍する実用性を備えています。

期間中、阪急メンズ大阪1Fのメインステージでは、新作ウェアが豊富にラインナップされるほか、制作過程を垣間見ることができる特設展示も実施。裂織やろうけつ染めなどの伝統技法がどのようにモダンウェアに落とし込まれるか、実際に体感することができます。

伝統の手仕事を現代的にアレンジしたアイムメンの秋冬新作は、着る人の個性に寄り添い、1枚1枚のウェアが特別な存在感を放ちます。独自の素材感とフォルムを楽しめる期間限定イベントは、職人技とデザインの融合を間近で感じられる貴重な機会です。