徳島県鳴門市と兵庫県南あわじ市の間にある鳴門海峡で見られる渦潮は、干満潮時の海水の落差と潮流の速度差から生まれる自然現象です。最大直径20mにも及ぶ大迫力の渦が、轟音とともに巻き起こります。
観潮のベストタイミングは潮流が最も速くなる時間帯の前後約1時間。潮見表で事前に確認し、タイミングを狙うのがおすすめです。
「渦の道」海上遊歩道
大鳴門橋の車道下に設けられた全長450mの遊歩道「渦の道」では、約45mの高さから渦潮を見下ろせます。遊歩道の途中には4か所のガラス床があり、海面の渦潮を直に見るスリル満点の体験ができます。橋桁の鉄骨構造や潮風・波音も間近に感じられ、屋外のような開放感に包まれます。
遊歩道の先端にある展望室では、回遊式の通路から複数のガラス窓を通して渦潮や鳴門海峡の雄大な景色を楽しめます。太平洋と瀬戸内海の両方が一望できる絶景ポイントです。
アクセス・営業時間
徳島県鳴門市鳴門町(鳴門公園内)
【渦の道】9:00~18:00(季節によって変動あり)
休館日:3月・6月・9月・12月の第2月曜日
入館料:大人510円、中高生410円、小学生260円
鳴門駅から徳島バスで約25分
鳴門北IC(神戸淡路鳴門自動車道)より車で約5分
口コミピックアップ
「大潮の時間に訪れ、ガラス床から渦の真上を覗くと迫力満点で感動しました。」(2023年11月)
「潮見表を見てナイスタイミングで訪問。激しい潮流と渦潮の姿がとても面白かったです。」(2023年11月)
鳴門海峡の渦潮は世界三大潮流の一つで、その巨大さと迫力は自然の驚異。遊歩道からの海上散歩は絶景とスリルが同時に味わえる特別な体験です。ぜひ潮見表をチェックして、ベストな時間に訪れてみてください。