1970年、地元出身の実業家・足立全康氏の収集品をもとに開館した足立美術館。日本画を中心に陶芸、漆芸、木彫、童画など約2,000点の多彩なコレクションを誇ります。なかでも近代日本画の巨匠・横山大観の作品は質・量ともに充実し、日本美術ファン必見の内容です。


庭園の魅力

美術館を囲む5万坪の日本庭園は、専属庭師の手によって四季折々の美しさを保っています。春の花咲く風景、夏の緑豊かな庭、秋の鮮やかな紅葉、冬の雪景色と、一年を通して絵画のような景観が楽しめます。
22年連続で「日本一の庭園」に選ばれ、ミシュラン・グリーンガイドで三つ星評価も獲得しています。


新館と魯山人館

新館では現代日本画の名品を中心に展示。2020年に新設された魯山人館には、料理人・陶芸家として知られる北大路魯山人の約120点の作品が常時展示されています。


イベント・展覧会情報

  • 夏季特別展:川端龍子と東京画壇の画家たち(2025年6月1日〜8月30日)

  • 現代日本画名品選Ⅰ(新館、2025年6月25日〜10月22日)

  • 秋季特別展(開館55周年記念) 心に響く日本画55選(2025年8月31日〜11月30日)

  • 冬季特別展 京都の五人(2025年12月1日〜2026年2月28日)


施設情報

  • 住所:島根県安来市古川町320

  • 開館時間:4月〜9月 9:00〜17:30/10月〜3月 9:00〜17:00

  • 休館日:新館のみ展示替えによる休館あり

  • 入館料(2024年6月現在):大人 2,300円、大学生 1,800円、高校生 1,000円、小・中学生 500円

  • アクセス:安来駅より無料シャトルバス約20分/山陰自動車道安来ICより車で約10分

  • 駐車場:無料あり


来館者の声

「雪景色の庭園と借景の冬山の美しさに感動しました。季節ごとに違う表情が素晴らしいです」(2024年1月訪問)
「うわさ通りの名所。時間をかけてでも訪れる価値があります。庭園を眺めながらのお茶も最高でした」(2023年5月訪問)


四季折々に移り変わる日本庭園と、日本画の名作が織りなす調和を、ぜひ足立美術館でご堪能ください。