メモや手帳、スケッチに至るまで、日々の情報管理をスマホやタブレットで行っている人は多いことでしょう。しかし、操作性や手書きの心地よさに物足りなさを感じているなら、「Supernote Nomad」を一度手に取ってみてほしい。
これは単なる電子ノートではありません。紙に書くような“書き味”と、直感的な使い心地を兼ね備えた、まさに“究極の手書き体験”を叶えるデバイスです。

軽量・薄型で持ち運びやすいデザイン

Supernote Nomadは、7.8インチの小型ディスプレイと約266gの軽量設計で、携帯性は抜群。厚みも約7mmとスリムで、大きめのスマートフォン感覚で持ち歩けます。ベゼルや画面の凹凸を排したフラットなデザインは、見た目にもスマートで高級感があります。

本体には物理ボタンはなく、左右に配置されたジェスチャー対応の「サイドバー」で操作。USB-C端子やマグネット式フォリオカバーにも対応し、ビジネスシーンにも自然に溶け込みます。

ただの電子ノートじゃない。多彩な機能を一台に

Supernote Nomadの魅力は、メモ帳、スケジュール帳、ToDo管理、スケッチブックと、1台で何役もこなせる多機能性にあります。筆圧対応のスタイラスは、LAMY(ラミー)製など複数の選択肢があり、使い勝手とデザインを両立。例えば、ボールペンとEMRスタイラスを1本で切り替えられる「LAMY safari twin EMR」は、紙とデジタルを併用する人に特におすすめです。

テンプレートも充実しており、無地・罫線・ドット・グリッドに加え、会議用のコーネル式などさまざまなパターンを選択可能。さらに、独自のクラウドサービス「Supernote Cloud」やGoogle Drive、Dropboxなどの外部クラウドにも対応しており、スマホ・PCとの連携もスムーズ。QRコードによるファイル共有にも対応し、外出先でも手軽に情報をやりとりできます。

紙と見まがう「極上の書き味」

何より感動するのが、その“書き心地”です。Supernote Nomadには、自己回復性をもつ独自のスクリーンプロテクター「FeelWrite2フィルム」が採用されており、ペンを走らせるとわずかに沈み込む感覚があります。この微細な沈み込みと抵抗感が、まるで紙にボールペンで書いているかのような感触を再現しているのです。

iPadでペーパーライクフィルムを使ったことがある人なら、あの書き味に似ていると想像できるかもしれません。しかし、Supernote Nomadの書き味はそれ以上。力の入れ具合で変わる筆圧の抵抗や、ペン先と線のズレがほぼ感じられないレスポンスの速さに、書くことが楽しくなるはずです。

電子書籍リーダーとしても優秀

また、Supernote NomadはKindleアプリにも対応。電子ペーパーならではの視認性の高さで、屋外でもストレスなく読書が楽しめます。スクリーンライトが非搭載のため暗所ではやや使いづらいものの、「読む」だけでなく「書く」も両立できる点は大きな魅力です。

書くことにこだわる人へ。選び抜かれた一台

価格は税込5万2980円〜とやや高めに感じるかもしれませんが、電子ノートとしての完成度は非常に高く、価格に見合うだけの価値は確実にあります。
「書くこと」にとことんこだわりたい方や、紙のような手書き体験をデジタルで再現したいという方には、まさに理想的な選択肢です。

現在は公式サイトで購入可能。気になった方はぜひチェックしてみてください。