今夏、仙台の夜空を彩る幻想的な光景が話題を呼んでいます。2025年7月11日から8月24日までの期間、宮城県仙台市の「アクアイグニス仙台」にて「台湾ランタン祭SENDAI 2025」が開催中です。会場には台湾から直送された544個の本格的な絵付けランタンが登場。多彩な灯りが、仙台の夏を美しく演出します。
台南と仙台をつなぐ544個のランタン
今回展示されているランタンは、仙台市と交流協定を結ぶ台湾・台南市から空輸されたもの。さらに、今年1月から3月にかけて台南で行われたランタン祭で飾られた、仙台市民が絵付けした144個のランタンも再び仙台の地で灯されます。この光の交流は、東日本大震災後に台湾から多大な支援を受けたことへの感謝の気持ちを表現する意味も込められています。
文化体験と台湾グルメで「台湾旅行」気分
ランタンの鑑賞だけではなく、期間中は台湾文化を体感できる多彩なイベントが用意されています。台湾スイーツの「トウファ」や、ジューシーな鶏排(ダージーパイ)など、本格的な台湾グルメが楽しめる屋台が並びます。
また、ミニランタンの絵付けや台湾ねんど工芸、夜市あそび体験など、子どもから大人まで楽しめる文化体験も充実。さらに、今年は日本国内で初となる「絵付けランタンコンテスト」も開催されており、来場者の創造力が形になる場にもなっています。
夜を照らす幻想の光景
ランタンの点灯時間は、平日は16時から21時、土日祝は16時から22時まで。暗くなるにつれて灯りが浮かび上がり、フォトジェニックな空間が広がります。訪れた人々がカメラやスマートフォンを手に夢中で撮影する姿も印象的です。
また、公式InstagramやX(旧Twitter)ではフォトキャンペーンも実施中。『#台湾ランタン祭フォト2025』のハッシュタグで投稿すると、入賞者にはアクアイグニス仙台で利用できる商品券などが贈られます。
台湾と日本を結ぶ夏の風物詩へ
「台湾ランタン祭SENDAI」は単なるイベントではなく、人と人、文化と文化を結びつける交流の場です。異国の文化を肌で感じ、震災支援への感謝を再認識するこのイベントは、毎年多くの市民や観光客の心を動かしています。
2025年の夏、幻想的な灯りに包まれて、台湾と日本の心の距離が一層近づく特別な体験をしてみませんか?
※イベント詳細・アクセス情報・荒天時の中止等については、公式サイトやSNSでご確認ください。