大阪・日本橋の松屋町筋沿いにひっそりと佇む、知る人ぞ知る焼肉の名店【炭火焼肉 蔓牛(つるぎゅう)】。ここは、肉通をもうならせる“赤身の美味しさ”を追求した但馬牛を提供する、まさに“大人の隠れ家”です。


肉職人が選び抜いた「赤身の旨い」但馬牛

店主・藤原広斗氏が長年かけてたどり着いたのは、赤身の旨味が濃厚な神戸・但馬牛。脂だけに頼らず、肉本来の味わいを堪能できる部位を厳選し、最適な熟成とカットで提供しています。

中でも人気を集めるのが、『骨付きカルビ』。骨のまわりでじっくり熟成させた赤身肉は、噛みしめるほどに凝縮された肉の甘みと香ばしさが広がる逸品。骨周りの旨味を楽しめるこのメニューは、女性ファンも多く、リピート率も高い看板メニューです。


これだけは食べてほしい「蔓牛ベスト3」

『特上ミスジ』

まず外せないのが、『特上ミスジ』。とろけるような脂と赤身のコクが絶妙に絡む部位で、サッと炙って白ネギやかいわれと一緒に自家製ダレで味わうと、肉の香りと旨みが口いっぱいに広がります

『特上ロース』

次におすすめするのは、神戸但馬牛クラシタ(肩ロース)を使用した『特上ロース』。繊細なサシが美しく、脂の甘みと赤身の旨味のバランスがとれた一皿です。しっとりとした舌触りと、肉の深い余韻が楽しめます。

『特上タン塩』

そして、ファンの多い『特上タン塩』。タンの根元に近い希少部位を使っており、驚くほどジューシーで柔らかな食感が特徴。レモン汁をさっとつけることで、脂の甘さが際立ち、いくらでも食べられる軽やかさです。


手間を惜しまない逸品料理も必食

焼肉だけでなく、ひと手間加えた一品料理もこの店の魅力。なかでも注目は『自家製チョンマル冷メン』。注文が入ってから粉を打って作る麺は、しっとりとしたコシと弾力が絶妙で、食後にぴったりの爽やかさを演出します。


店主・藤原広斗氏の“肉への想い”

1969年生まれの藤原氏は、高校時代に義兄に連れて行ってもらった高級焼肉店で肉の旨さに衝撃を受け、料理の道へ進みました。卒業後は大阪・上本町の名店【海南亭】で14年間修業し、その後も複数の焼肉店で経験を積み、【炭火焼肉 蔓牛】をオープン。

「赤身の美味しさを伝えたい」という想いを胸に、素材選びから調理、提供まで一切妥協のない丁寧な仕事を続けています。


和と韓が融合した粋な空間。接待やデートにも

店内は、木目を基調にした「和」の温かみと、「韓」の赤をアクセントにしたデザインが融合した落ち着いた空間。個室やカウンター、座敷もあり、デートや接待、大切な人との時間にぴったりの設えです。

騒がしいエリアから少し離れた立地で、ゆったりと肉を味わえる上質なひとときを提供してくれます。


店舗情報

  • 店名:炭火焼肉 蔓牛(つるぎゅう)

  • 住所:大阪府大阪市中央区瓦屋町3-5-14

  • アクセス:大阪メトロ「日本橋駅」「谷町九丁目駅」より徒歩7分

  • 営業時間:火~日・祝 17:00~00:00(L.O.23:15)

  • 定休日:月曜日

  • 電話番号:050-5263-9922/06-6767-2989

  • 平均予算:ディナー7,000円〜(コース5,000円〜)

  • 席数:34席(個室、カウンター、座敷あり)

  • 公式HPhttp://tsurugyu.com/shopinfo/index.html


まとめ|“赤身を味わう”焼肉の新体験を

とろける脂ではなく、「赤身の旨さ」で勝負する【炭火焼肉 蔓牛】。一度訪れれば、肉の概念が変わるかもしれません。静かな空間で、こだわり抜かれた焼肉と一品料理、そしてワインのペアリングを楽しんでみてください。

大切な人を連れて行きたくなる、極上の焼肉体験が待っています。