132 5. イッセイ ミヤケ(132 5. ISSEY MIYAKE)から、2025-26年秋冬の新作ユニセックスウェアが登場。2025年11月1日(土)より、リアリティ・ラボ イッセイ ミヤケをはじめとする全国の取扱店舗で発売される。ブランドの哲学である「折る」「広げる」「形を変える」というコンセプトを軸に、今季は“折り目が形をつくる”構造的なデザインを探求した。

注目は、四角錐の立体構造をもつ「NO.16」ワンピース。独自の折りパターンによって、各段の回転方向が交互に変化しながら平面へと畳める仕組みになっている。折り目に沿って丁寧に畳むと、一枚の布のようにフラットになる一方、広げて身にまとうと立体的で彫刻的なフォルムを生み出す。折り線には光沢ある箔を交互に転写しており、動くたびに異なる輝きを放つのも魅力だ。まるで光と影が布の上で踊るような視覚的効果を楽しめる。

また、シリーズの人気ライン「フラットタック(FLAT TUCK)」には、ウールのような温かみを感じさせる素材のジャケットとパンツが新たに加わる。構造的なタックを利用して平面状に折りたためるデザインで、着用時には無駄のない立体シルエットを描き出す。首まわりのフォルムは柔らかく立ち上がり、ファスナーや襟を最小限に抑えたことで、洗練されたミニマルな印象に仕上がっている。

さらに、無縫製で仕立てたショート丈の「リニア モール ニット」や、山折りと谷折りを組み合わせた「エッジ ボトムス」も登場。特にテーパードパンツは、穿くことで折り目が模様のように浮かび上がり、見る角度によって異なる立体感を楽しめる。シンプルでありながら、計算し尽くされたラインと構築的な造形が、イッセイ ミヤケらしいモダンな存在感を放つ。

132 5. イッセイ ミヤケが追求するのは、衣服を“平面から立体へ、そして再び平面へ”と自在に変化させるデザインの可能性。科学と感性が融合した今季コレクションは、アートピースのような佇まいと日常に溶け込む機能性を兼ね備えている。

【詳細】
132 5. イッセイ ミヤケ 2025-26年秋冬 新作ウェア
発売日:2025年11月1日(土)
取扱店舗:リアリティ・ラボ イッセイ ミヤケ、イッセイ ミヤケ 銀座 / 445、イッセイ ミヤケ 丸の内、イッセイ ミヤケ 船場、イッセイ ミヤケ 神戸、イッセイ ミヤケ 岩田屋本店
<アイテム例>
・「NO.16 フォイル」ワンピース 143,000円
・「ウール ライク フラット タック」ジャケット 66,000円
・「ウール ライク フラット タック」パンツ 71,500円
・「リニア モール ニット」ショート丈トップ 44,000円
・「エッジ ボトムス」テーパードパンツ 69,300円

【問い合わせ先】
イッセイ ミヤケ
TEL:03-5454-1705