京成バラ園2025年秋イベント、“アリス×ヴァンパイア”幻想的なお茶会と香る秋バラ

千葉県八千代市にある関東最大級のバラ庭園「京成バラ園」では、秋の季節を彩る特別イベント「ローズフル バケーション(Roseful Vacation)」が2025年10月25日(土)から11月24日(月・祝)まで開催される。今年のテーマは、ルイス・キャロルの名作『不思議の国のアリス』。物語の世界を新解釈し、幻想的な仕掛けや展示とともに、秋に咲き誇るバラの香りを楽しめる。

■秋バラの魅力と香りのピークシーズン 秋は“香りのピーク”ともいわれ、春とは違う深みある芳香を体感できる季節。京成バラ園では、約1,000品種・7,000株もの秋バラが園内を彩る。「アリスの初恋」と名付けられた新品種をはじめ、品種ごとに異なる咲き方や香りの変化を堪能できる。気温が下がる秋の澄んだ空気とともに、華やかな香りに包まれる時間は格別だ。

■幻想的な“執事のお茶会” 今年の注目は、『不思議の国のアリス』の「マッドハッターのお茶会」と、同時代に人気を博したゴシックホラー“ヴァンパイア”の世界を融合させた「執事のお茶会」。普段は立ち入ることのできない温室が会場となり、棺のオブジェや幻想的な装飾が施される。ゲストを迎えるのは若手声優や俳優たちで、“執事”に扮して会場までエスコート。紅茶やスイーツを味わいながら、アリスの物語やバラに関する豆知識を楽しむことができる体験型イベントだ。