ファッションとテキスタイルを軸に独自の世界観を築いてきたミナ ペルホネン(minä perhonen)の企画展「つぐ ミナ ペルホネン」が、東京・世田谷美術館にて開催される。会期は2025年11月22日(土)から2026年2月1日(日)まで。

ミナ ペルホネンは、創設者・皆川明を中心に「特別な日常着」をテーマとした服づくりを続けてきたブランドだ。30年にわたる活動の中で、デザインや素材選びにとどまらず、染・織・刺繍・縫製などあらゆる工程において職人と丁寧な対話を重ね、ひたむきな手仕事から生まれる温もりを大切にしてきた。

本展のテーマは「つぐ」。この言葉には「水面に広がる波紋」のように、人から人へと繋がり、手仕事や創造が連鎖していくイメージが込められている。皆川明の活動が生み出す影響は、職人やユーザー、次世代のクリエイターへと波紋のように広がり、新しいものづくりを呼び起こしてきた。本展では、そんな「つぐ」の姿を多角的に紹介する。

なお、ミナ ペルホネンは2019年から2022年にかけて全国巡回展を実施しており、各地で大きな反響を呼んだ。今回の世田谷美術館での展示は、その流れを受けてさらに深化した内容となり、ブランドの歩みと未来を探る絶好の機会となるだろう。

展覧会概要
企画展:「つぐ ミナ ペルホネン」
会期:2025年11月22日(土)~2026年2月1日(日)
会場:世田谷美術館 1・2階展示室
住所:東京都世田谷区砧公園1-2
開館時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館日:月曜(11/24、1/12は開館)、11/25、12/29~1/3、1/13
観覧料:一般 1,700円(1,400円)、65歳以上 1,400円(1,200円)、高校・大学生 800円(600円)、小・中学生 500円(300円)、未就学児 無料
※オンラインチケットは9月27日(土)12:00より販売開始
※障害者は500円。ただし学生の障害者は無料、介助者1名も無料

問い合わせ先:ハローダイヤル TEL 050-5541-8600