「文化を喫する、入場料のある本屋」をコンセプトに展開する「文喫(ぶんきつ)」が、史上最大規模となる旗艦店「ブンキツ トーキョー(BUNKITSU TOKYO)」を2025年9月12日(金)、ニュウマン高輪 サウス5階にオープンした。

文喫は、単なる本屋ではなく“滞在型の書店”として、2018年に六本木で誕生。続いて2021年に福岡天神、2024年には名古屋・栄に店舗を構え、多彩な業態を展開してきた。新たに登場する「ブンキツ トーキョー」は約1,000坪(3,300平方メートル)超の広さを誇り、約10万冊におよぶ本を所蔵する大規模施設だ。

店内のテーマは「自由で、楽しい」。新刊や話題書からコミック、児童書、さらにはレア本まで多彩に取り揃え、訪れる人が思いがけない一冊と出会える空間となっている。さらに、読書や勉強に集中できる書斎風スペースや企画展を行うイベントエリアも併設され、本を中心とした新しい過ごし方を提案する。

大きな魅力となるのが、3種類の有料カフェラウンジ。「パノラマラウンジ」は高輪ゲートウェイ駅を一望できる眺望が特徴で、「カフェ アンサンブル」では食事や会話を楽しめる。さらに「ブック ビオトープ」は本棚に囲まれた静かな空間で、自分だけの読書時間を満喫できる。これらのラウンジは自由に行き来でき、気分に合わせて使い分けられるのも魅力だ。

カフェラウンジの座席数は全223席と高輪エリア最大級。フリードリンクのほか、スイーツや軽食をオーダーして本とともに味わえるのも嬉しいポイント。1時間単位から利用可能で、長時間滞在しても1日最大料金が設定されているため、安心してゆったり過ごすことができる。

さらに、店舗が位置するニュウマン高輪 サウス5階は「こもれびら」という街をイメージしたフロアで、公園やアート要素を取り入れた遊び心ある空間設計となっている。大人から子どもまで楽しめる設計は、書店という枠を超えたカルチャー拠点としても注目を集めそうだ。

【詳細】
ブンキツ トーキョー
オープン日:2025年9月12日(金)
場所:ニュウマン高輪 サウス 5階
住所:東京都港区高輪2-21-2
営業時間:11:00~20:00(飲食L.O. 19:30)
定休日:施設の休館日に準ずる
入場料:
カフェラウンジ利用の場合(未就学児無料)
1時間1,100円、以降30分ごとに550円、1日最大3,850円
店舗面積:約3,300平方メートル
取扱書籍:約10万冊(うち、カフェラウンジ約2万冊)