ガラスメーカー「ハリオ(HARIO)」が手がけるブランド「ハリオ ランプワークファクトリー(HARIO Lampwork Factory)」が、人気テキスタイルブランド「イイダ傘店」と再びタッグを組んだ。2025年9月11日(木)より発売される今回のコラボレーションアクセサリーは、ガラスの透明感と繊細なテキスタイルデザインが響き合い、まるで自然の一瞬を閉じ込めたかのような美しさを放っている。


2度目のコラボレーションで生まれる“自然の物語”

両者のコラボは2022年以来2度目。今回のテーマは「自然の美しさと詩情」。イイダ傘店が描いてきた「ブルーベリー」「リンゴ」「森と夜の星空」「カモミール」といったテキスタイル柄をモチーフに、ガラスの職人技を駆使してアクセサリーへと落とし込んでいる。透明感のある素材が生み出す光の揺らぎは、紙や布とは異なる新たな表情を作品に与えている。


ぷっくりと愛らしい“リンゴ”のピアス&イヤリング

コレクションの中でもひときわ目を引くのが「リンゴ」をモチーフにしたピアスとイヤリング。クリアガラスに赤い縁取りを施すことで、みずみずしく熟した果実の質感をリアルに表現している。耳たぶに寄り添う小ぶりなサイズ感はデイリーにも取り入れやすく、身につける人の表情を優しく彩る。


朝と夕暮れを映す“カモミール”

もうひとつの注目作は「カモミール」。広大な畑に咲き誇る花々をイメージし、花びらの重なりをランダムに配置することで、自然の中にある“揺らぎ”をガラス細工で表現した。

「朝焼けのカモミール」では、透明感のあるクリアガラスを使用。朝日を浴びて輝く様子をそのまま閉じ込めたような清らかさが漂う。一方で「夕暮れのカモミール」はグレーのガラスを花びらにあしらい、落ち着いた夕暮れの静けさを宿している。時間帯ごとに異なる自然の表情を楽しめるのが魅力だ。


ブルーベリーや“森”モチーフもラインナップ

さらに、熟した実と若い実が混ざり合う「ブルーベリー」や、木々のシルエットをかたどった「森」モチーフも登場。ブルーベリーのネックレスは、紫や青のガラスで果実の瑞々しさを再現。森を象ったピアスは、まるで小さな自然を耳元に宿すかのような存在感を放つ。これらのアイテムは、身につけるたびに自然と寄り添う感覚を呼び起こしてくれるだろう。


職人の手仕事が生み出す唯一無二の輝き

ハリオ ランプワークファクトリーのアクセサリーは、すべて職人が一点一点手作業で仕上げる「ランプワーク」と呼ばれる技法で制作されている。ガラスをバーナーの炎で溶かしながら形を作り上げるため、同じデザインであっても微妙に表情が異なるのが特徴だ。それぞれのアクセサリーが持つ“唯一無二”の個性は、身につける人に特別な愛着をもたらす。


取り扱い店舗と展開アイテム

今回のコラボレーションアイテムは、直営店を中心に全国で展開される。渋谷、小伝馬町、名古屋、福岡、八重洲といった主要店舗に加え、羽田空港や京都のカフェ併設店舗でも購入可能。さらに、9月12日にオープンするニュウマン高輪の期間限定ストアやオンラインショップでも取り扱われる。

アイテムは以下のとおり:

  • リンゴ ピアス/イヤリング 各9,460円

  • 森 ピアス/イヤリング 各9,020円

  • カモミール(朝焼け/夕暮れ) ピアス/イヤリング 各9,350~9,460円

  • ブルーベリー ネックレス 9,350円、ピアス・イヤリング 各9,900円

価格帯は9,000円前後と、手に取りやすいのも魅力だ。


ガラスに宿る“自然の詩”を纏う

今回のコラボレーションは、単なるアクセサリー以上の意味を持つ。自然が見せる一瞬の美しさをガラスに封じ込め、それを身につけることで日常に小さな物語を添える。透明な素材が光を受けて表情を変えるように、着けるシーンや時間帯によっても違う輝きを見せてくれるだろう。

ハリオとイイダ傘店が紡ぎ出したガラスの詩。秋の装いに取り入れれば、自然と調和するようなさりげない華やかさを演出してくれるに違いない。