アディダスと山本耀司がタッグを組むY-3(ワイスリー)から、2025年秋冬シーズンの新作シューズ「Y-3 GSG9 ハイ(Y-3 GSG9 HI)」が登場。9月1日(月)より、Y-3直営店や公式オンラインストア、ゾゾタウンなどで順次発売される。価格は79,200円。
戦術ブーツをラグジュアリーに再解釈
「Y-3 GSG9」シリーズは、ドイツの戦術警察部隊「GSG-9」が着用するブーツをインスピレーション源に誕生。ミリタリー由来の機能性をベースに、上質な素材と前衛的なデザインで仕上げることで、ラグジュアリーな佇まいへと昇華させてきた。
今季新たに仲間入りする「Y-3 GSG9 HI」は、その名の通りハイトップ仕様。足首を包み込む高さのあるシルエットは、強靭さとエレガンスを兼ね備え、ストリートからモードまで幅広いスタイルにフィットする。
オールブラックに光沢と陰影を宿す
最大の特徴は、全体をオールブラックで統一しながらも素材使いにこだわった点だ。アッパーには艶やかなレザーを採用し、光の当たり方で豊かな表情を生み出す。一方でシュータンにはマットな質感のスエードを合わせ、同じ黒でも異なる質感のコントラストを演出している。
さらに、クラシカルなブローグシューズを想起させるシューホールを取り入れ、編み上げブーツのような品格をプラス。無骨さと洗練を絶妙に融合させたデザインは、Y-3ならではのアイデンティティが感じられる。
ディテールに込められた“山本耀司の存在感”
アッパーには山本耀司のシグネチャーをレーザーで刻印。控えめながらも確かな存在感を放つディテールは、ブランドファンにとってたまらない仕掛けだ。さらにシュータンにはY-3のロゴを配し、シンプルな中にブランドのDNAを刻み込んでいる。視覚的な主張は強すぎず、それでいて一目で“ただのブーツではない”ことを伝える、計算されたデザインといえる。
ユニセックスで楽しめる幅広いサイズ展開
「Y-3 GSG9 HI」はユニセックス展開で、22.5cmから29.0cmまで幅広いサイズをラインナップ。性別を問わず履けるため、パートナーと揃えてコーディネートするのも一興だ。モードなスタイリングのアクセントとしても、ミニマルな日常着を格上げする一足としても機能する。
発売情報
商品名：「Y-3 GSG9 HI」
価格：79,200円
発売日：2025年9月1日(月)より順次発売予定
販売店舗：Y-3直営店、指定小売店、公式オンラインストア、ゾゾタウン
サイズ展開：22.5〜29.0cm
問い合わせ先は「アディダス ファッション グループ ショールーム」(TEL：03-5547-6501)。
次なる“Y-3の黒”を体感せよ
戦術ブーツをルーツに持ちながら、モードなブラックレザーで仕立て直された「Y-3 GSG9 HI」。無駄を削ぎ落としながらもディテールにこだわるそのデザインは、まさにY-3の真骨頂。2025年秋冬、都会のストリートを黒で染める一足が、いよいよベールを脱ぐ。