東京・世田谷を舞台に、パン好き待望のイベント「世田谷パン祭り2025」が2025年11月1日(土)・11月2日(日)の2日間にわたり開催される。毎年多くの来場者で賑わうこのイベントは、2011年のスタート以来“世田谷はパンの街”をコンセプトに発展してきた、日本最大級のパンの祭典だ。
世田谷といえば、多くの人気ベーカリーが点在する“パンの聖地”。そんな地域特性を背景に誕生した世田谷パン祭りには、地元の名店はもちろん、日本全国から選りすぐりのベーカリーが集結する。会場となる世田谷公園を中心に、三宿エリア一帯がパン一色に染まり、香ばしい匂いと活気に包まれる光景はまさに壮観だ。
会場には各店舗自慢のパンがずらりと並ぶほか、パンと一緒に楽しみたいジャムやスプレッドなどの“パンのおとも”も登場。さらに、パンに相性抜群のフードやスープ、コーヒー、ワインやクラフトビールなどのドリンクも用意されており、一日を通してグルメを満喫できる。ここでしか出会えない会場限定パンや、地方のご当地パンも揃うので、パンファンにとって見逃せないラインナップとなっている。
2025年度の参加ベーカリーの詳細はまだ発表されていないが、過去の実績からも期待は高まる。2024年には2日間で延べ約5万人が来場し、271店舗ものベーカリーや関連ショップが参加。食べ比べや限定商品を求めて多くの来場者が行列を作り、SNSでも大きな話題となった。今年も全国から注目の店舗が集うことは間違いなく、今から続報が待ち遠しい。

例年同様、世田谷公園のほか「HOME/WORK VILLAGE」や「三宿四二〇商店会」加盟店も会場となり、エリア一帯でイベントを盛り上げる。ベーカリーの販売だけでなく、音楽やワークショップ、トークイベントなども実施される予定で、大人から子どもまで楽しめる“パンのお祭り”として地域に根付いている。
特に注目されるのが日替わりで参加する店舗。今年も日替わりで限定出店するベーカリーがあり、両日訪れる人にとっては新しい発見が待っている。1日目は川越ベーカリー楽楽やリンデといった人気店が、2日目は白もくパンやブーランジェリージョーなど注目のショップが軒を連ねる予定だ。パン好きなら、両日足を運んで食べ比べを楽しみたい。
香ばしい焼きたての香りに包まれながら、全国のパン文化を体感できる「世田谷パン祭り」。お気に入りのベーカリーに出会うのはもちろん、新しいパンとの出会いや、地域ごとのパン文化に触れることができるのも醍醐味だ。世田谷公園の緑豊かな環境で味わうパンとドリンクは格別で、秋の週末を彩る特別なイベントとなりそうだ。
【詳細】
「世田谷パン祭り2025」
開催日:2025年11月1日(土)・11月2日(日)
時間:11:00~16:00予定
会場:世田谷公園、HOME/WORK VILLAGE、三宿四二〇商店会加盟店
住所:東京都世田谷区池尻1-5-27
料金:入場料無料
<出店ベーカリー(一部)>
考えた人すごいわブレットパーク/米粉パンCUBREAD/高久製パン/東京べーぐる べーぐり/ロータスバゲット/ドミニクドゥーセの店/塩パン専門店しおき/本郷ベーカリー/ブーランジェリーラ・テール ほか
※11月1日(土)のみ出店:川越ベーカリー楽楽/COBO BAKERY SHOP/リンデ など
※11月2日(日)のみ出店:白もくパン/ブーランジェリージョー/ホルンベーカリー など