東京・日本橋に、老舗茶商・山本山が新たに手掛けるテイクアウト専門店「ティースタンド山本山(TEA STAND YAMAMOTOYAMA)」が登場する。オープン期間は2025年8月22日(金)から10月31日(金)まで。歴史ある茶舗が挑む、新しいお茶のスタイルを体験できる注目のスポットだ。
山本山は、“日本最古の煎茶商”とも呼ばれ、300年以上の歴史を誇る老舗ブランド。これまでにも、お茶を使ったスイーツが揃う専門店や、海苔とお茶を組み合わせたお茶漬け・おにぎり店など、独自のアプローチで日本茶の魅力を発信してきた。そんな老舗が今回打ち出すのは、気軽に立ち寄れるティースタンド。キッチンカー形式で営業し、“お茶の新しい楽しみ方”をテーマに、ここでしか味わえない限定ドリンクとスイーツを提供する。
看板メニューは、1835年に六代目・山本嘉兵衛が考案したとされる「玉露」を主役にしたドリンク。特に「玉露ショット」は必見で、低温減圧抽出技術を持つCOLDRAW(コールドロー)と協業し、玉露の旨みを最大限に引き出した一杯に仕上げている。短い時間でぐっと濃縮された旨みを体感できるため、“お茶を飲む”という体験が新鮮に感じられるはずだ。

さらに、暑い季節にぴったりの「煎茶洋梨ソーダ」も登場。山本山オリジナルブレンド煎茶「合組 山本山」に、洋梨の爽やかな苦みとフルーティーな甘みを合わせ、シュワッと弾けるティーソーダとして仕立てている。従来のお茶のイメージを覆すような軽やかさで、気分をリフレッシュさせてくれる。ほかにも「煎茶ハーブティー」や「玉露ショット白桃ブレンド」など、伝統とモダンが融合した多彩なラインナップが揃う。
ドリンクだけでなく、スイーツも魅力的だ。「玉露ソフトクリーム」は、玉露を贅沢に練り込み、まろやかなミルキー感とお茶特有の深い旨みが一体化した濃厚な味わい。「玉露だんご」は、玉露の茶葉を漬け込んだ抹茶蜜をたっぷりかけた一品で、和の風情を感じさせながらも新鮮な驚きを与えてくれる。どちらもテイクアウトしやすく、街歩きのお供にも最適だ。

また、「ティースタンド山本山」ならではのユニークな仕掛けとして、ドリンクには“おみくじ”が付いてくる。古くから日本文化に親しまれてきた占いを現代的に取り入れることで、味わうだけでなく、ちょっとした遊び心も楽しめるのがポイント。お茶を片手に小さな運試しができる、そんな特別感も体験の一部となっている。
日本橋の中心地・コレド室町エリアに誕生する期間限定のティースタンド。仕事帰りやショッピングの合間に立ち寄れば、老舗ならではのこだわりが凝縮された一杯とともに、日常をほんの少し特別にしてくれるだろう。

詳細
期間限定ショップ「ティースタンド山本山(TEA STAND YAMAMOTOYAMA)」
オープン期間:2025年8月22日(金)~10月31日(金)
場所:カドチ1・2 (「コレド室町1」と「コレド室町2」の間に広がる仲通りに面する)
住所:東京都中央区日本橋室町2-2-1
営業時間:12:00~18:00
定休日:無休(コレド室町に準ずる)
※9月6日(土)、7日(日)、9日(火)、27日(土)、28日(日)は休業
※イベントにより予告なく休業の可能性あり
※支払いはキャッシュレス決済のみ
<メニュー例>
・玉露ショット 540円
・玉露ショット白桃ブレンド 648円
・冷えてる煎茶 432円
・煎茶ハーブティー 540円
・煎茶洋梨ソーダ 648円
・玉露ソフトクリーム 540円
・玉露だんご 324円