茨城県ひたちなか市に広がる「国営ひたち海浜公園」は、総面積約215ヘクタールの広大な敷地を誇る国営公園。春のネモフィラ、秋のコキアなど、季節ごとの花々が園内を彩り、訪れるたびに違った景色に出会える人気スポットです。自然美だけでなく、アトラクションや体験型イベントも充実しており、ファミリーやカップル、写真好きまで幅広い層に愛されています。
見逃せない!春と秋の花絶景
園内の象徴的な風景といえば、「みはらしの丘」を埋め尽くす花のじゅうたん。春には約530万本のネモフィラが一面をブルーに染め、空と海と丘が溶け合うような幻想的な景色が広がります。ネモフィラの見頃は4月中旬〜5月上旬で、「ネモフィラハーモニー」としてイベントも開催され、多くの観光客でにぎわいます。
一方、秋には丸くて可愛らしいコキアが紅葉し、丘を真っ赤に染め上げます。「コキアカーニバル」と題されたイベントでは、ふもとのエリアに咲くコスモスやそばの花も見頃を迎え、秋色のグラデーションが美しい風景を演出します。
夏や冬も見どころ満載!
夏の「とびっきり!夏フェア」では、ヒマワリやジニアなど元気な花々が園内を彩り、水遊び広場や体験型イベントが子どもたちに大人気。涼しげな緑葉のコキアも見られます。
冬は、干支の地上絵やアイスチューリップ、古民家での正月行事など、心温まる体験が楽しめるのが魅力。静かな園内でのんびりと過ごす冬の時間もおすすめです。
遊園地やアスレチックも充実
自然だけでなく、「プレジャーガーデン」と呼ばれる遊園地エリアには、大観覧車やメリーゴーラウンド、ジェットコースターなどのアトラクションが多数。また、「草原エリア」には林間アスレチックやバーベキュー広場もあり、アクティブ派にもぴったり。
広い園内の移動にはレンタルサイクルや園内を巡る「シーサイドトレイン」の利用がおすすめ。小さな子ども連れでも安心して楽しめます。
実際に訪れた人の声(口コミピックアップ)
「コキアまでの道のりも歩きやすく整備されていて感動しました。コスモスや海の景色も見られて大満足!」(2023年10月)
「四季の花が別世界のように美しく、個人的にはコキアが一番好き。大観覧車からの眺めも素敵です」(2023年8月)
基本情報
名称: 国営ひたち海浜公園
住所: 茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4
開園時間: 9:30〜17:00(季節により異なる)
休園日: 火曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始、2月の一部期間
入園料: 大人(高校生以上)450円、シルバー(65歳以上)210円、中学生以下無料(季節により変動あり)
アクセス: JR勝田駅より茨城交通バスで約15分/常陸那珂有料道路「ひたち海浜公園IC」からすぐ
駐車場: あり(有料)
四季の花と自然、遊びと癒しが詰まった「国営ひたち海浜公園」。次の休日には、季節の色に染まる風景を見に訪れてみてはいかがでしょうか?