ソニーは、「LinkBuds」シリーズにおいて、開放型の完全ワイヤレスイヤホン「LinkBuds Open」を発表。10月11日より発売する。

振動板の中心部を開放したリング型ドライバーユニットを搭載し、耳をふさがずに周囲の音や自分の声を自然に聞きながら会話や音楽などのコンテンツを楽しめるのが特徴。圧迫感のない装着感に加えて、小型・軽量で長時間装着しても疲れにくいという。

また、重量は約5.1g(片耳)の軽量を実現。中に空気を含むフックを備えた柔らかいフィッティングサポーターを採用し、耳への圧力を低減することで、安定した装着を可能にしている。

音質面では、新開発の直径11mmリング型ドライバーユニットと、「統合プロセッサーV2」の搭載により、従来モデル「LinkBuds」よりも中低音域の音圧が向上。加えて、圧縮音源を原音に近い広がりのある音で再現するDSEEも搭載する。

機能面では、自動で再生音量を調整するアダプティブボリュームコントロール機能を搭載し、静かな場所や雑音が大きい場所など、周囲の騒音レベルを適切に判断して、自動で再生音量を調整すること可能。耳をふさがない開放的な構造ながらも、周囲の環境に応じて快適な音量で楽しめる。

Bluetoothのバージョンは5.3で、対応プロファイルがA2DP、AVRCP、HFP、HSP、TMAP、CSIP、MCP、VCP、CCP、対応コーデックがSBC、AAC、LC3。音楽再生時のバッテリー駆動時間は、イヤホン単体で最長8時間、充電ケース併用で最長22時間。

このほか、IPX4相当の防滴性能、耳周辺の顔をタップして操作する「ワイドエリアタップ」、「デバイスを探す」アプリに対応。「Sony | Headphones Connect」からリニューアルしたアプリ「Sony | Sound Connect」との連携が可能だ。

ボディカラーは、ブラックとホワイトの2色を用意する。

市場想定価格は30,000円前後。