ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)の2026年リゾートコレクションから、“中世の鎧”に着想を得たウィメンズシューズが登場する。エレガンスと力強さ、繊細さと装飾性。相反する要素を調和させた3型がラインナップし、ルイ・ヴィトンならではのクラフツマンシップが際立つ仕上がりとなっている。
まず注目したいのは、クラシックなバレエシューズを鎧モチーフで再解釈した「ロミー バレリーナ」。ラムレザーの柔らかさを活かしながら、アッパー全体にシルバーカラーのアイレットを規則的に配置し、まるで金属の装飾を纏ったような独特の表情に仕上げている。ラウンドトウのフォルムに細めのストラップを組み合わせ、フロントにはLV ツイストのアクセサリーを添えて華やかさをプラス。アウトソールには上質なレザーを採用し、軽快さと気品を同時に叶えている。
続いて、フラットタイプの「スパイク バレリーナ」は、異素材のコントラストが映える1足。ブラックスエードの柔らかな質感に、ゴールドのメタリックレザーを重ねることで、メリハリある躍動的なデザインが完成した。足元を走るシャープなストラップは、メタリックの輝きが際立ち、歩くたびに光を拾う。さらに、サイドにあしらわれたモノグラム・キャンバスのストリップが、ルイ・ヴィトンらしいエッセンスをひとさじ加える。ヒールは1cmと控えめで、日常に取り入れやすい安定感のある履き心地も魅力だ。
3型目となる「アヴァロン ハイブーツ」は、鎧の重厚感を思わせる存在感が魅力のロングブーツ。スクエアトウとしっかりとしたブロックヒールの組み合わせにより、力強いシルエットを形づくっている。素材にはしなやかなグレインカーフレザーを使用し、筒部分は継ぎ目を最小限にした滑らかなラインに整えることで、上質さとモダンさが調和したデザインに。背面にはモノグラム・キャンバスのループタブが配され、さりげないアクセントとなっている。ジッパーを排した引き上げ式の構造で、見た目はシンプルながら着脱しやすい仕様も嬉しいポイントだ。
クラシックとアーマーのエッセンスを融合させた今回の3モデルは、しなやかさの中に強さを秘めた女性像を想わせるラインナップ。リゾートシーズンのスタイルを、より洗練されたものに引き上げてくれるだろう。
【詳細】
ルイ・ヴィトン 2026年リゾートコレクション 新作ウィメンズシューズ
取扱店舗:全国ルイ・ヴィトン ストア、公式オンラインストア
<アイテム>
・ロミー バレリーナ 180,400円
ヒール:1cm
・スパイク バレリーナ 188,100円
ヒール:1cm
・アヴァロン ハイブーツ 366,300円
ヒール:5.5cm
カラー:ブラック、ベージュ
【問い合わせ先】
ルイ・ヴィトン クライアントサービス
TEL:0120-00-1854